低速撚糸と綛上げ仕立てのこだわり

伝統の輝きを現代に伝える、弊社の金糸製造技術伝統的な「本金糸」や「新マガイ金糸」から、近代的な「ソフトマガイ金糸」まで、

私たちは素材が持つ魅力を最大限に引き出すため、受け継がれてきた製法と丁寧なものづくりを大切にしています。

効率だけを追い求めるのではなく、あえて手間をかけること。
そのひと手間が、織り上がりの美しさと、金糸ならではの豊かな表情を生み出します。

断面を美しく整える「機械包丁切り製法」

本金糸や新マガイ金糸のベースである「和紙」は、近代的なマイクロスリッター(回転刃)では、美しく裁断することが難しい素材です。

  • 職人技の裁断:木蝋(もくろう)、水、油を使い、板状に折りたたんだ金箔原紙を、まるで手打ち蕎麦を切るように緻密に裁断します。
  • 美しい断面と仕上がり:機械包丁切りにより裁断面への負担を抑え、擦れの少ない、美しいエッジに仕上げます。

ふっくらと豊かな表情を生む「低速撚糸」

金糸は、撚りの速度によって、その表情や風合いが大きく変わります。

私たちは、効率を重視した高速撚糸ではなく、あえて速度を抑え、じっくりと糸を撚り合わせる「低速撚糸」にこだわっています。過度な締め付けを避けることで、金糸本来のやわらかなふくらみと、空気を含んだような立体感を引き出します。

  • 豊かな質感:低速で撚られた金糸は、空気を含んだようなふっくらとした立体感が生まれます。
  • 織物での存在感:織物の「引き揃え」などに用いた際、立体感のある、格調高い表情を演出します。
  • 独自技術「きらら撚り」:近代的なソフトマガイ金糸にもこの技術を応用。他社製品とは一味違う、独自の表情を持つ金糸をご提供しています。

風合いを損なわない「綛上げ(かせあげ)仕立て」

最終仕上げには、一般的なコーンアップ(筒巻き)ではなく、糸を輪状にやさしく巻き取る「綛上げ(かせあげ)」を採用しています。

綛上げは、糸に強い張力をかけにくいため、金糸本来のふくらみや繊細な輝きを保ちやすい仕立て方です。

  • 糸にストレスを与えない:金糸に余計なストレスを与えにくく、素材本来の風合いを大切にします。
  • 美しい織り上がりへ:コーンアップ製品と比較して、織り上がった際の風合いや美しさが劇的に向上します。

お客様の織機環境やご要望に合わせて、コーンアップ(筒巻き)での仕立て・納品も喜んで承ります。

手間をかけるからこそ、生まれる品質

「手間をかけることで、より良いものづくりができる。」

私たちはこの信念のもと、受け継がれてきた職人の技術と、一つひとつの工程へのこだわりを大切にしながら、金糸づくりに向き合っています。

織り手の皆様の表現を支えるために。
これからも、確かな品質と豊かな美しさを備えた金糸をお届けしてまいります。

金糸・撚糸に関するご相談はこちら

織機の仕様や用途、ご希望の風合いに合わせた仕立てについても、ご相談を承っております。
「この素材に合わせられるか」「このような表情の金糸をつくりたい」など、まずはお気軽にお問い合わせください。

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製品紹介

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